2010年8月4日水曜日

辛坊治郎アナが読売テレビ退社

 辛坊治郎アナウンサー(54)が、読売テレビを退職しました。辛坊氏は関西ローカルを中心に週7本のレギュラー番組を持っている売れっ子で読売テレビの解説委員長もやっています。退職後もレギュラー番組は続けるそうですので、急にはテレビから姿を消すことはありません。

 辛坊氏は、以前から政治に興味があるような発言をしており、今回の参院選にもかなりの政党からの誘惑もあったようですが、まだ時期が早いということで、立候補しませんでした。今回の退職も政界進出を狙ってのことだと言われています。

 次の国政選挙は、衆議院選でしょうが、まだ随分時間があります。菅首相が、ねじれで精神がまいって衆院の解散ということがあれば、話は別ですが、以前にブログにも書きましたように、菅氏は自ら辞めるひとではありません。したがって、まだ国政選挙はないでしょう。
 
 どうもわたしが見るところ、大阪府知事を狙っているように思われます。ただし、橋下知事と争うのではなく、辛坊氏が府知事選挙に、橋下府知事が、大阪市長選挙に出そうな感じです。そして、平松現大阪市長と争い、これを破って、大阪府と大阪市の合併を行い、いわゆる大阪都構想を実現しようと、この辛坊氏と橋下氏が結託しているように思われます。辛坊氏はこのままアナウンサーを続け、テレビの電波を使って、橋下氏を支援します。大阪府民は、テレビに乗せられやすい性質を持っていますので、このアイデアは成功するでしょう。

 橋下氏は、維新の党の議員を増やしてゆき、国政にも影響力を持とうとするでしょう。ただ、この二人は、先々、喧嘩別れをするような気がします。船頭は、一人でいいでしょう。蜜月期間は長くは続かないように思います。

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