2009年10月1日木曜日

空からオタマと政権交代

 7月20日のわたしのブログに1867年に空からオタマジャクシならぬ伊勢神宮などのお札が降ってきて、「ええじゃないか、ええじゃないか」で騒ぎ、その年に大政奉還が行われたことを書きました。このオタマジャクシが降って来るのは、政権交代の予兆ではないかとも書きましたら、ほんとに政権交代になりました。世の中には、不可思議なことが起こるものです。
 今、宗教法人の販売の仲介が商売として成り立っているようです。1件5000万円だそうです。たしかに宗教法人は、税金がかかりませんので、うまくやるとおいしいのでしょう。しかし、奈良には、いくらでも宗教法人=お寺がありますが、経営は苦しいようです。初詣や観光バスが立ち寄るところは、まだいいのでしょうが、何もない寺は荒れるばかりです。
 いつも思うのは、弘法大師です。四国の小さな寺でも八十八か所巡りの中に入っていますと、少なくとも年間10万人が参ってくれます。朱印貼を多くの人が、書いてもらいますので、1帖400円としても4000万円が元手いらずで入って来ます。書いて印を押すだけです。小さな寺が多いので、八十八か所に入っていなければ、こういう寺も経営が苦しいと思いますが、弘法大師のマーケッテイングの巧さで1000年近くも食うに困りません。さすがです。弘法大師は、歴史上、最大のマーケティングパーソンです。
 ところで、オタマが空から降って来たに戻しますが、自民党も再び政権交代を目指すならば、来年の参院選挙の前には、なにか降らさないといけないのでしょう。しかし、今の自民党は、政権ボケした人ばかりですので、起死回生の手は打てないでしょう。まさか、人が降って来ることはないでしょうね。全精社協など、これからボロボロ出てきそうです。

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