東北大公衆衛生学の研究グループが肥満別の平均余命をまとめました。ご存じのように肥満度は、体重(kg)÷(身長(m)の2乗)で表します。
WHOの基準に基づき、
18.5未満を「やせ」
18.5以上25.0未満を「普通」
25.0以上30.0未満を太りすぎ
30.0以上を肥満
と分類しました。
その結果、40歳の人の肥満度ごとの平均余命は、男女とも同じで、
「太りすぎ」が最長(男性40.5年、女性47.0年)
「普通」が(男性38.7年、女性46.3年)
「肥満」が(男性37.9年、女性44.9年)
「やせ」が(男性33.8年、女性41,1年)
という結果でした。
痩せすぎると細胞の機能低下などで、血管の壁が破れやすくなるなどして、循環器疾患による死亡リスクが上昇したり、栄養不足が体の抵抗力を減少して、やがては肺炎などにかかるためであろうと理屈付けをしています。この論は、昔から言われていたように思います。少し太っている方が、長生きすると。小生もやや肥満気味ですので、長生きするでしょう。「やせ」よりも「肥満」の方が長生きするというのも傑作ですね。メタボ、メタボといいますが、逆メタボも言わないといけませんね。
やはり、無理にやせるとかは、いけないようです。無理に太るというのは、相撲取り以外は、いませんので、小太りというのは、ストレスも感じず、健康にいいのでしょう。
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