遡って、10月8日夜のノルウエーのNRKテレビでは、ノーベル平和賞の有力候補として、ジンバブエのツァンギライ首相やアフガニスタンの女性人権活動家のシマ・サマル氏、南米のコロンビアでゲリラが監禁する人質の解放交渉にあたってきたビエダ・ゴルドバ上院議員、ゲリラに拘束されていたコロンビアの元大統領候補であったイングリッド・ベタンクール氏、中国の市民活動家の胡佳氏、イスラム教徒とキリスト教徒の対話に尽力してきたヨルダンのガジ・ビン・ムハンマド王子らの名前を挙げていました。NRKはこれまでも予想を当てたことも多くあります。
ところが、実際は下馬評にすら上がらなかったオバマ大統領が受賞しました。ノルウエーのベルデンス・ガング紙は、選考に当たったノルウエー・ノーベル賞委員会では、当初、選考に当たった5人のうち、3人が反対していたそうです。ヤーグラン委員長と労働党出身の委員は、当初からオバマ大統領を強く支持しましたが、他の3委員は反対していました。強引にヤーグラン委員長が決めたようです。
オバマ大統領の支持率は、55%と9月から3ポイント低下しています。まったく実績が伴いません。演説がうまいだけでは、アメリカ国民も痺れを切らしてきたようです。
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