2009年10月11日日曜日

反小沢のKY

 民主党の党役員人事が決まっていくにしたがって、「冷や飯だ」という議員やジャーナリストがいます。田原総一朗氏などもテレビ番組で、これら冷や飯を煽っています。他所の火事は、大きいほど面白いのです。これまでも反小沢、非小沢がいましたが、前原氏は、小沢氏の西松問題の時もあえて発言しませんでした。野田氏もそうです。仙石氏などは、かなり舌鋒鋭く、小沢氏を問い詰めていました。しかし、このあたりは古い間柄で、どこまで責めても大丈夫だが、それ以上はダメということは、阿吽の呼吸で分かっています。この点、前原氏の派閥に属すると言われていた細野剛志氏などは、今回の党役員人事でも組織委員長兼企業団体委員長の要職につき、今回の参院の静岡の補選で陣頭指揮をとり、溌剌としています。余談ですが、小泉チルドレンが当選のあと、油断して、伸び切っていたのとは、対称的に小沢チルドレンは、今回の静岡、神奈川の補選でも候補者に付きっきりです。国会議員が一緒にビラを配っています。小沢イズムの徹底を見ました。感動的でもあります。
 ところで、中途半端にテレビに出て、小沢批判をしていた枝野幸男氏(元政調会長)、小宮山洋子氏、鉢呂吉雄氏は、いわゆる冷や飯を食わされています。しかし、これはサラリーマンでは当たり前で、散々、社長批判をしていたものが、社長がやめても会長をしているのです。代表取締役の肩書は、とれましたが、会長です。サラリーマンでは、冷や飯を食うのは、至極当たり前です。こういう時、サラリーマンであれば、どうするか。すぐに詫びを入れないといけません。できれば、小沢氏が好感を持っている人と一緒に行くのがいいでしょう。細野氏などに一緒に行ってもらうのが、一番です。一晩、一緒に酒を飲むと、小沢氏の別のいい面が見えて、尊敬するようになるかも分かりません。これだけの人物です。必ずすごいいいものを持っています。
 もし、詫びを入れることが出来なければ、しばらく冷や飯を食うのを覚悟しなければなりません。滅私奉公すれば、枝野氏などは、いずれ小沢氏も買うでしょう。小宮山氏などは、少しテレビに出させて貰って鼻を高くしたところがあります。勘違いしないことです。もっと冷や飯を食って苦労をすべきでしょう。

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