マイケル・フェルプス(米国)が8月16日の100メートルを制して、7冠を達成しました。スタートでは出遅れ、50メートルでは7位でした。カビッチをとらえたのは、ゴール寸前でした。指先の差でした。時間にして、0秒01でした。
2004年のアテネオリンピックでも高らかに8冠宣言をしましたが、マーク・スピッツの7冠を破ることができず、6冠に終わりました。今回は、残るは17日の男子400メートルメドレーリレーだけです。かれは、16日の100メートルバタフライ以外は、世界新記録を樹立しています。疲労が極限に達しているので、これが心配です。ストレッチに時間を割き、マッサージを日に2度受けるそうです。午後10時には、就寝して、昼寝もとるそうです。
かれは、1985年6月30日生まれの23歳です。身長193センチ。体重88キロで、北島康介と比べると相当に体格差がありますが、個人メドレーでは平泳ぎを泳ぎますが、単一の種目では出ないようです。7冠を達成したマーク・スピッツは100メートル自由形で優勝しています。フェルプスは、この種目は泳ぎません。逆にスピッツは、個人メドレーには出ていません。平泳ぎや背泳ぎが得意でなかったのかも分かりません。
フェルプスは、2004年のアテネのあとは、腰を痛めたりして調子はよくなかったようです。しかし、2007年になると、好調でメルボルンの世界水泳で、大会史上初となる7冠(個人種目5冠・リレー種目2冠)を達成し、5つの世界記録も更新しました。4×100mメドレーリレーの予選でイアン・クロッカーが引継違反をしてアメリカチームが失格となり、競泳の国際大会史上初となる8冠は達成できませんでした
フェルプスは、アテネで、金メダルを6個、銅メダルを2個、そして北京で現在7個獲得しています。日本選手団が、束になってもかないません。17日のメドレーリレーが楽しみです。
2008年8月17日日曜日
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