2008年8月28日木曜日
中国の一人っ子政策と少数民族
中国では、原則的に子供は一人しか産めません。しかし、海外に在住している人は、制限がありません。また、夫婦が共に一人っ子の場合は、二人まで産めます。ただし、公務員はだめです。これに反すると、高額の罰金を科せられます。公務員は、なおかつ職を辞さねばなりません。これらに一切関係ないのが、少数民族です。56の少数民族があるといわれています。もっとも多いチワン族で1620万人、回族980万人、朝鮮族190万人などです。今、少数民族になりたがっている人が増えているそうです。なぜなら、清華大学を受験した場合に漢民族は600点をとらねばなりませんが、少数民族は550点で合格します。そのほか、税金を含め、さまざまの恩典があります。一部の報道では、漢民族が少数民族を虐待しているなどと言っていますが、これは相当恣意的に報道されていると思われます。広西、チベット、内モンゴルなどの自治区のトップには漢民族はなれません。少数民族しかなれないのです。したがって、これらの自治区で漢民族が少数民族を虐待するということは難しいでしょう。これは、漢民族が少数民族を苛めているのではなく、少数民族が少数民族を苛めているのです。日本でもアイヌ民族が日本民族と同化したように最後は、少数民族は漢民族と同化するのでしょう。すでに満州民族は漢民族に同化してしまいました。
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