男子フリースタイル55キロ級で松永共広(28)が銀メダル、60キロ級で湯元健一(23)が銅メダルを獲得しました。日本が戦後、オリンピックに復帰したヘルシンキ五輪以来、男子レスリングはメダルを切らしたことがありません。先に行われたグレコローマンでは、メダルをとれていませんでしたので、プレッシャーも大きかったと思いますが、決勝で負けはしたものの堂々の銀メダルです。
しかし、フリースタイルというのは、乱暴な競技です。松永の顔は傷だらけです。耳も切れて血が出ていました。目も大きく腫れあがっていました。フォールされないように相手の耳を力いっぱいひっぱたり目に指を入れるのでしょう。こういうことに対して反則はとらないのかも分かりません。
ところで、こういうレスリングの選手は引退するとどうするのでしょう。プロレスも人気はありませんし、格闘技に進むには、体が大きくありません。指導者といってもすでにたくさんいます。ひとごとですが、ついつい心配になります。企業に入って、営業などをやらせると粘りも体力もあっていいのかも分かりません。
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