2008年8月31日日曜日

ベッカムのひと蹴り

 北京オリンピックの閉会式で英国のベッカムがサッカーボールをひと蹴りしました。世界ではなぜだろうと言われています。ある中国人が作ったSMSでは、『中国オリンピックは、こんなにすばらしかった。わたしたちロンドンは、やることがないですね。』と揶揄しています。さて、ベッカムはどういう心境で蹴ったのでしょう。何も思わずに蹴ったと思うのですが。
 北京でこれだけど派手にやられるとこれからのオリンピックは、どうなるのだろうという心配の声もあります。しかし、次回からは、ロンドン市長も宣言しましたように地味になるはずです。北京オリンピックを決めたのは、商業主義のスペイン出身のサマランチ元会長でした。2001年からは、ベルギー出身のジャック・ロゲ会長が務めています。かれは、本来のオリンピックに戻すことを考えています。IOCは、世界最大のボランティア団体ですが、クーベルタン男爵が提唱した私的団体に過ぎません。それが、こうも巨大になってしまったものです。ロンドンが、どのようなオリンピックになるか楽しみです。

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