中国商務部によると、今年の春節(旧正月)休み中の全国小売売上高は5390億元(8兆850億円)と前年実績に比べ14.7%増えました。年率2桁で増えましたが、伸び率は4年ぶりの低さでした。景気減速で年末賞与が減ったほか、共産党が高級酒など高額商品の公費での購入を禁じたためだと見られています。
今年は高級品の伸び悩みが目立ったといいます。
高級酒として有名な「貴州茅台」を1本1998元と約15%値下げしましたが、「それでも販売本数は昨年より減った」ということです。
年末賞与を下げる企業が多かったことが、高額品販売の逆風となりました。4割近くの企業が年末賞与を前年より引き下げました。
雇用や所得も回復感が乏しいといいます。
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