政府広報のカネに魂まで売り渡したのか、晴れて増税の暁の、新聞料金への軽減税率適用とのバーターか。野田首相が調子に乗りまくる。『ネバーネバーネバーギブアップ』とやらかした年頭会見。いったい、なんだ。
なんでも第2次大戦中、ドイツとの攻防に勝利した英国のチャーチル首相に倣ったセリフなのだとか。なるほど自国民を相手の戦争のつもりなのだろう。日本中の零細企業や自営業に対する宣戦布告。『てメーらみたいに生産性の低い、経済成長の足を引っ張るような連中はどいつもこいつもブッ殺す。軒並み自殺に追い込んでやる!』という虐殺宣言にしか、私には聞こえなった」と痛烈です。
さらに「消費税の納税義務者は年商1000万円以上の事業者だが、実際に税額を負担する担税者の定めはない。個々の取引の力関係で弱い方がより多くを負担する仕組みだ。価格に『転嫁できない』と言うと、『できている』と返してくる増税論者が珍しくもない。同業者との競争上、あるいは元請けに泣かされて、消費税分以上の値引きを余儀なくされても、だからって免れはしない納税義務を果たされければ、税務署は地獄の果てまで取り立てにくる。だから帳薄上は『転嫁できた』形になっているだけの話」とわたしがいつも書くことを書いています。
「弱いものいじめの無限連鎖こそが消費税の本質だ。付加価値税率の高いヨーロッパとは社会のありようが根本から違う。新聞もテレビも、分っていて財務省と財界にひたすらおもねり、彼らのパシリ政権と一緒になって国民を愚弄している。だまされてはいけない」と斎藤氏は書いています。
テレビに出てくるコメンテーターは、経済が分からないひとばかりで、「消費税が上がれば、その分買わなければいい。ダイエットになってちょうどいい」「食料品だけは、増税にならないようにしてほしい」といった類の意見が多く、下請けを経営する人たちの苦しみがまったく分かっていません。
0 件のコメント:
コメントを投稿