2012年2月13日月曜日

平清盛の視聴率

 NHKの大河ドラマ「平清盛」の2回目が15日放送され、平均視聴率(総合テレビ)が関西地区で17%と、初回18.8%より下がりました。第3話は分かりませんが、初回平均視聴率が歴代ワースト3(関東地区)を記録したことから、兵庫県の井戸敏三知事がわざわざ会見で異例の番組批判を行ない、話題を呼んでいます。

特に画像が汚いと言っています。しかし、「もともと平清盛という人物に、視聴者が興味をもっていない、あるいは浸透していないのではないか」と分析したりしていますが、わたしは新平家物語で、たしか市川雷蔵扮する平清盛が比叡山からの神輿に向かって弓を引いた凛々しい姿が蘇って来ます。その話をすると市川雷蔵と比較するのは、かわいそうといわれます。松山ケンイチには、市川雷蔵のような清清しさがなく、少しがっかりしました。これであれば、父の忠盛役の中井貴一が清盛を演じたほうがよかったのではと思う始末です。さらに最初から清盛は白河法皇のご落胤となっていますから、この点も汚らしいです。今後、どうなるのか期待しますが、前作の福山雅治と比べると清清しさで劣ります。

気になるのは、大和証券SMBC金融証券研究所の調査結果で、NHK大河ドラマの視聴率が下がると株価が下がるということです。ことしに限っては、連動しないことを祈るばかりです。

0 件のコメント: