2010年10月29日金曜日

検察審査会なんてデタラメだ

 国民新党代表亀井静香氏が、標題のように語っています。朝日新聞の1022日号に、「一般の刑事の手続きは刑事訴訟法で、逮捕の要件、勾留の要件、その権限、それに対する裁判所のかかわり合いまで全部決まっていて、それに基づいて運用されているわけでしょ。ところが、検察審査会は闇の中です。

審査の対象が最大与党の代表になるかどうかが決まる日に決議し、それを20日間も公表しないで温めておいたというのは、どういうことなの?

たまたまだ、なんていうのは通らん。今回の審査員の平均年齢は30.9歳です。国民目線だといいながら、平均年齢が約30歳とはどういうことですか。国民の平均年齢は30歳じゃないでしょ。

審査員の選考過程がどうなっているのか。

国民の目線でチェックを入れるというのなら、審査の過程をオープンにせにゃいかんですよ。週刊誌や新聞にメチャクチャ書かれてきた。「亀井静香はいまにも捕まる」みたいなことまでね。

そういう記事をもとに、俺に反感を持っている市民団体なんかが、検察に「ああいう悪い亀井静香をやっつけろ」っていう告発状を出すとするでしょ。でもガセネタだから、検察は当然、不起訴にする。

そうしたら今度は告発した人たちが、「そりゃ、けしからん」というので検察審査会に申し立てる。

 それから検察審査会が、「亀井が本当に悪いやつかどうか、記事に書いてあることが本当なのかどうか、起訴しななければ黒白はつかん。法廷で明らかにすべきだ」って理由で、「起訴すべきだ」という議決を2回したら、起訴されちゃう。

俺は被告人になるわけだ。そうしたら、政治家は政治生命を失っちゃう。シロの結論が出るまでなと、語っています。亀井氏は、ストレートに物を言う珍しい人で、今の政界においては、貴重な人です。しかし、亀井氏が言っていることは、正論と思います。

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