2012年5月22日火曜日

中高年フリーターの老後

 315日の日経新聞の夕刊に、アルバイトやパートで生計を立てている3544歳が50万人(2011年平均)に上り、過去最高になったと伝えています。

みんな20年前後もフリーター生活を続けていることになります。
企業はどんどん海外に出て行き、国内は仕事が減っています。雇用環境が改善する見込みは薄いと書いています。

新卒者は中国、ベトナム、タイ、インドネシアといった国の人たちとスクラッチで競争になり、高い給料はもらえなくなります。
パート暮らしは老後も厳しいく、現在は主に自営業者向けの国民年金に加入している人が大半でしょうが、毎月6万円程度の給付ですので、生活は大変です。

給料が安いフリーターは、蓄えもないでしょう。これから、さらに20年後、50万人の中高年フリーターが60歳前後を迎えるとき、満足に暮せなくなる恐れは強いと書いています。

厚生年金などに加入できるようになる非正規労働者の数は、当初の370万人から45万人に縮小されました。
ライフラインがどんどん細くなります。一億総生活保護世帯になったら、どうするのでしょう。

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