小沢事件の「捜査報告書」や証拠資料がロシア経由でネットに流出。大騒ぎになっているようです。
流出したのは、元東京地検特捜部の田代政弘検事が虚偽の内容を記載した捜査報告書のほか、当時の斎藤隆博・特捜部副部長らが検察審査会向けに作成した「証拠評価」などの捜査報告書、石川知裕議員が隠しどりした再聴取のやりとりを文字に書き起こした反訳書など計7通です。
報告書では「小沢供述は虚偽」「不自然・不合理」と決めつけ、これでもかと小沢元代表の疑惑を書きたてているようです。
当時の東京地検特捜部長だった佐久間達哉検事が小沢の関与を疑わせる部分にアンダーラインを引いたり、加筆しているとまでいいます。
すべてをダウンロードすると約160ページに及ぶ“大作”で、それぞれ作成した検事の自筆サインと捺印があり、各ページに割り印も押されています。
流出したファイルは、ハッカー用のツールを使って流出元の痕跡がきれいに消されています。
特捜部がゼネコン関係者を締め上げて作った捜査メモは、自民党議員の名前が頻出する一方、小沢には一円にも渡っていないとことが明らかになるといわれています。
日刊ゲンダイの5月8日号では、「今もって小沢に『説明責任』を求める政治家や大マスコミは、どのツラ下げて言ってんのかと問いたくなる。こういう形で内部資料が世に出た以上、説明責任が問われるのは検察組織と、そのリーク情報を垂れ流してきた大マスコミの方ではないのか」と厳しく指弾しています。
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