《新宿で商売をされている北の元工作員の方、あるいは元朝鮮総連の幹部で副財政局長までやった人、いま千葉の病院に入院されているが、そういう人たちに私はお話を伺っている。私の国会での質問のネタは、基本的には在日の方から頂いている。元々中にいた人だから、お話しが詳しい》。
これは日刊労働通信社が発行する「賃金レポート」(2003年3月号)に掲載された前原氏の講演録の一部であす。
自民党の稲田朋美衆院議員は今年2月21日、衆院予算委員会でこの講演録を取り上げました。
「中国やロシアへの姿勢は厳しいが、北朝鮮にだけは『経済支援すべき』『日本が孤立する』などと、向こうの主張に沿ったエージェント的な言動が目立っていた。拉致事件にも冷たかった。強い違和感を覚えて、国会図書館で過去の発言などを調べていたら、どうして元工作員を『元』と言い切れるのか。今も関係している危険はないのか」と質問しています。
実は、前原氏は北朝鮮を2度訪問しています。このことを多くの人が知りませんし、マスコミも追求しません。京都府議時代の1992年と、2度目の訪朝時には、前原氏は平壌の高麗ホテルで「よど号」ハイジャック犯と面談までしています。よど号犯と家族の中には、日本人拉致事件で国際手配を受けている者もいます。
この面談について、前原氏は前述した2月21日の衆院予算委員会で「ホテル玄関でバッタリ会ったと答弁しています。
元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏は「面談が偶然ということはありえない。北朝鮮は、よど号犯が自由に出歩けるような国ではありません。前原氏はともかく、よど号犯らは何らかの『任務』を帯びて、前原氏と接触したことに違いない」といいます。
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