しかし、製造元の東芝の説明によれば、正解はどちらでもなく、シンプリファイド・アクティブなんとかかんとか、という長い英語名の頭文字で、SALLYではなく、SARRYだそうです。名前の通りシンプルな構造が特徴だそうです。6月から稼働している外国製の浄化装置(仏アレバ社と米キュリオン社)は故障が相次いでいたようです。
現在、高濃度の放射能汚染水はおよそ12万トンに達しているといいます。200㍑が入るドラム缶にして60万本分。気の遠くなるような数字です。保管場所を確保するのも大変で、台風や大雨であふれ出しかねなません。
サリーは汚染水の放射性物質の濃度を、最大100万分の1まで下げられるといいます。
国の基準で外部への流出を許容できるレベルまで、汚染水の濃度を下げる可能性も出て来ました。春秋子は、「どうせなら、最初からサリーを使えればよかったのに。と思うのは国産びいきが過ぎるか」と書いていますが、そのとおりです。インターネットで見ますと、「サリー」は簡単な構造で、それほど高価には見えません。アレバ社のものは、500億円以上といいます。
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