日本で近代的な地震研究が始まったのは1880年。1923年の関東大地震をきっかけに、東京帝国大学(現・東京大学)に地震研究所ができた。政府の「地震予知計画」は65年から始まった。
計画では地震の前兆現象を解明しようとしたが、前兆は一回も捉らえられなかった。95年の阪神大地震災を機に、地殻変動などの研究を重んじる「地震予知のための新たな観測研究計画」(99~2008年)に変わった。09年には火山噴火予知研究と統合し、「地震火山噴火予知観測研究計画」になった。地震調査研究の政府予算は11年度で114億円と100億円強の水準で推進する。
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