平田教授は、前兆すべりが小さくて見逃がしの恐れも認めますが、研究は諦めない。不意打ちには「東海地方は住宅の耐震化率が高く、予知以外の努力も進む」と話していますが、すっきりしません。
知りませんでしたが、国が直前予知を目指すのは東海地震だけです。全国では10~50年以内に起きる海溝型地震などの規模と確率を「長期予測」として公表しています。東海地震のみに費用を投じているのは、首都圏で人口が多いということでしょうが、今回の東日本大震災でも東北での地震の確率は非常に低かったはずです。福島でもそうです。東海は直近の地震の確率が高いということで菅首相は浜岡原発を止めました。ゲラー教授が言うように地震はどこで起こるかわからないというのが、真実でしょう。東海地震だけに備えて直前予知を目指すのは、おかしいと考えます。地震差別です。
0 件のコメント:
コメントを投稿