2004年に起きたM9.1スマトラ沖地震では、M7を超す余震が13回発生しました。5年以上たった昨年6月にもM7.5の地震が起きました。大地震を起こしたプレート境界はスマトラ沖地震と構造が似ており、田所准教授は「数年間は警戒しなければならない」と語っています。
つくば大学の八木勇治准教授は、「青森県から岩手県北部の沖合や、房総半島沖にひずみがたまり続けており、両地域では長期間地震が起きておらず、新たな震源になる可能性がある」と話しています。
一方、西日本では、南海地震の発生前後で内陸直下型地震が増えるとされています。同地震が30年以内に発生する確率は60%程度で、「陸側プレートのひずみが蓄積し、活動期に入った」とする見方も強まってきたということです。
神戸大震災もそうでしたが、直下型は、どうしようもありません。直下型ほど予知して警報を鳴らしてほしいものです。前にブログに書きましたが、中国四川地震では地震学者は予知できなかったが、カエルは予知できたとして、地震学者に給料を払うなら、カエルを飼ったほうがましだと言われていました。さすがに日本ではそこまで言いませんが、少し地震学者を甘やかしている気がします。
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