2009年9月16日水曜日

現代の日本を救ってほしい偉人

 少し古くなりますが、7月9日~14日に計男女1000人に聞いたアンケート結果があります。
 1位は坂本龍馬でした。かれは、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読んだ人が多く、その影響を多分に受けているように思います。たしかに魅力ある人物です。霧島に新婚旅行に行ったことも可愛げがあります。元台湾総統の李登輝氏が、9月5日、日比谷公会堂で講演をしたときも坂本龍馬の「船中八策」を引いて、民主党に提案しています。現代でも参考にして陳腐化していない内容ということでしょう。
 2位は織田信長です。戦乱の世をもう少しで終わりにした信長には、誰にもないパワーがありそうです。かれは、たしかに今の景気をよくしてくれるでしょうが、跡が心配です。ファシズムが吹き荒れそうです。
 3位は聖徳太子。わたしは、かれの事績は蘇我馬子などが行ったもので、かれ自身の業績は、ほとんどなかったと思っています。精神に異常をきたした繊細なイメージしかありません。
 4位に田中角栄が出て来ます。景気に手を打ってくれそうなのでしょうか。わたしは、もう結構です。かれのやった日本列島改造論で日本の土地価格が高騰し、サラリーマンは、一生の仕事に家を建てることに負われたように思います。核家族になり、思いやりの少ない時代、家庭にしたのもかれの政策の一旦ではあるでしょう。
 5位が徳川家光。これは、理由が分かりません。
 6位が西郷隆盛。政治家としては、一流ではなかったでしょう。ただ、温かい感じはしますが、武士に対しての政策などは、冷たいものです。富国強兵に走り過ぎて、国民はおいていかれた感がします。
 7位が豊臣秀吉。やはり、今が暗いのでしょう。明るい秀吉によって、世の中を明るくしてほしい願望があるのでしょう。
 8位がどういうわけか、卑弥呼。これは、女性に引っ張ってほしいという願望のようです。県知事には、女性が多くなりましたが、まだ実績の上がっている人は聞きません。千葉県庁の泥沼汚職は、女性知事の時ではなかったでしょうか。
 9位が伊藤博文。10位が福沢諭吉。このあたりは、平凡です。タイムマシーンでわざわざ連れて来る必要はありません。上杉鷹山、二宮金次郎、小松帯刀、大久保利通とかは、出てこなかったようです。
こういうことを書くと怒られるでしょうが、このオリコンチャート調べは、先のコメンテータにしろ、少しレベルが低いのかも分かりません。

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