2009年6月22日月曜日

外国人に人気の高野山

 世界遺産「高野山とその参詣道」は、約1200年前に、空海によって真言密教の道場として開山されました。ところが最近は海外の観光客が増えているそうです。わたしも四国八十八カ所参拝の結願に奥の院に行きましたが、秀吉や家康その他の墓所もあり、夏は下界よりも5度ほど低く過ごすのには、快適です。
 高野山への宿泊客数は2007年に3万人を突破、2008年は、3万5337人達しました。2004年の観光客は、1万530人でしたので、この4年間で3倍に増えたことになります。2008年の外国人宿泊者を国別に見ると、フランス9980人、ドイツ5216人と圧倒的多く、アメリカは意外と少なく2090人でした。
 ミシュランのフランス語の旅行ガイドブックで、高野山が“非常に興味深い場所”として、二つ星を獲得しました。その効果が大きいと思われています。今年3月には、高野山は最高の三つ星を獲得し、“わざわざ訪れる価値がある場所”として、紹介されましたので、今年はさらに、外国人観光客が増えると予想されています。次回、高野山に参詣したときにどういう感じをうけるのか、外国人に聞いてみたいと思います。
 8月13日には、「万燈供養会」があり、2キロの参道に110万本のローソクが灯されますので、先祖の供養に行かれたらいかがでしょうか。
 

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