2009年6月20日土曜日

携帯端末の春商戦は不発

 6月10日発表したJEITAのデータによりますと4月の携帯端末の販売は、不振だったようです。メーカーの出荷台数は41.5%減の193万台でした。新学期や入社式のある春商戦は、最大の商戦期でした。
 携帯各社(通信キャリア)の販売方法の見直しで携帯端末の価格が高くなり、ユーザーの買い換えサイクルが長くなったことにもよります。一部の携帯会社は、携帯端末のゼロ円販売を行いましたが、効果はありませんでした。 2008年度の携帯端末の出荷実績は、前年度比30.7%減の3587万3000台でした。これは、昨年、わたしが予言したとおりの数字となりました。
 今、国内の携帯端末メーカーのとる道は、1)撤退する2)合併する3)徐々に縮小していく4)海外に出るしかありませんが、残念ながら、生き残れる会社は、2、3社しかないでしょう。5年後には、わたしの言っていることが当たっているでしょう。

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