都道府県で有効求人倍率が最も高いのが、香川県で0.74倍、最も低いのが、青森県と沖縄県の0.27倍でした。なぜ香川県が高く、なぜ青森県と沖縄県が低いのでしょうか、発表では触れていませんでした。約3倍違います。正社員の有効求人倍率は、さらに酷く0.27倍です。イス取りゲームで4人が1つのイスを奪い合うようなものです。雇用の先行指標とされます新規求人数も26.5%減と28か月連続で減少しています。改善の兆しすら見えません。それでも1世帯あたりの消費支出は、30万6340円といいますから、二極化しているのか、自分の足を食っているのかも分かりません。
定額給付金は、どういう効果があったのでしょう。もし、2兆円を1000社の資金に困っている会社もしくはベンチャー企業に支援していれば、1社あたり、20億円を給付出来ています。この1000社が元気になってくれていれば、日本も雇用が増え、明るくなったはずです。もうそろそろ、困った首相にも国会議員にもモラルのない官僚にも退場願えないでしょうか。
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