2008年10月3日金曜日

楳図かずおの「まことちゃんハウス」

 やはり、完成すると裁判沙汰になりました。この建物は、建築中から地域住民から反対されていました。建築中には、反対派住民がもっといたように思うのですが、訴えたのは周辺住民の2人でした。建築中は、わたしもこんな建物が立つといやだろうな思っていましたが、出来上がると、意外にモダンで周辺の景観ともマッチしているように感じました。場所が武蔵野市のどこか分かりませんが、付近の家よりも随分お金をかけて建てたなといえます。住民2人は、「見物客が押し掛け、閑静な住宅街が騒がしい観光地の状況になった。住環境が悪化している」と主張し、外壁の撤去などを要求しています。また、撤去されるまでは、毎月10万円を支払うように求めています。

 楳図氏は、この訴訟に悪意を感じると述べています。さて、この裁判はどうなるでしょう。わたしの結論をいいますと、この程度のことで景観破壊といって訴訟していますと、キリがありません。わたしの見た感じは、けっして周囲の資産価値を下げたと思えませんし、この外壁を撤去したあとの姿を想像するともっと無残でそれこそ資産価値を下げるのではないでしょうか。また毎月10万円を支払えというのもみみっちい気がします。もっと高額にすべきでしょう。もっとも高額にすると裁判費用が高くなりますし、弁護士費用も高くなります。ここまでいくと、楳図氏は引き下がらないでしょうし、時間とお金の無駄だけです。原告は、自分の家を楳図氏に買って貰ったらいかがでしょう。楳図氏は、漫画で印税がザックザック入って来ているようですから。毎月10万円を請求するよりは、1億円ぐらいで買ってもらったらいかがでしょう。

0 件のコメント: