バランス能力が低下すると、転倒しやすくなります。
高齢者の転倒の主たる要因はバランス能力の低下です。
「片足立ち」「小さい四股踏み」のトレーニングでバランス感覚を刺激し、安定感のある動き
を維持するようにしましょう。
片足立ち
① 片足を上げ、目線を前方やや前上方に
② 軸足から頭までの縦の線が、一直線になるように意識します
③ バランスが取りにくい場合は、両腕を水平にしてください
④ 30秒を目標に、できるところまで片足で立ちます
足を変えて、もう一度行ないます
小さい四股踏み
① 正面を向き、腰を少し落とします
② 右側の足と手を上げ、支持している足に全体重を乗せてバランスを取ります
③ ゆっくりと足、手を下ろしていきます
④ 左側も同様に行います
⑤ 左側の足と手を上げ、支持している足に全体重を乗せてバランスを取ります
⑥ ゆっくりと足、手を下ろしていき、これを何度か繰り返します
膝抱え
① 仰向けになります
② 両手で片方の膝を抱え、胸の中央に引き寄せて5秒程度その姿勢を維持します
③ 膝に痛みのある方は、太ももの裏を抱えて胸に引き寄せてください
④ 足をゆっくり戻したら、足を変えてもう一度行ないます
左右膝倒し
① 仰向けになり、両膝を立てます
② 右側にゆっくり両膝を倒し、骨盤を傾けていきます
③ それ以上倒せないところまで倒したら、5~10秒間その姿勢を維持します
④ 息を大きく吐いて力を抜くと、浮き上っている反対側のお尻がカクンと落ちます
⑤ 両膝を立てて、元の位置に戻します
⑥ 左側にゆっくり両膝を倒し、骨盤を傾けていきます
⑦ それ以上倒せないところまで倒したら、5~10秒間その姿勢を維持します
⑧ 息を大きく吐いて力を抜くと、浮き上っている反対側のお尻がカクンと落ちます。これを何
度か繰り返します.
0 件のコメント:
コメントを投稿