2012年11月21日水曜日

宮田重樹氏の「死ぬまで寝たきりにならない体をつくる」(4)


(昨日からの続きです)

普段の生活を思い出し、次の7つの項目のうちに当てはまる項目があるか、確かめてみてください。

2kgの買い物袋を、素手で持ち帰るのが困難
□家の中で、少し重いものを持ったり、動かしたりする家事がで きない
□家の中で頻繁につまずいたり滑ったりする
15分間続けて歩けない
□青信号の間に横断歩道を渡りきれない
□段階を上がるのに手すりが必要
□片足立ちで靴下を履けない

一つでも当てはまると「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)」だと判定されます。
コロモに該当してしまった人は、すでに介護生活に近づいてしまっているわけですが、この段階ならまだまだ改善できます。
コロモに該当する高齢者であっても、適切な運動に取り組めば体力や運動器の能力が回復しています。

精神面の若さがわかる「認知症リスクチェック」
1日や1週間の計画が自発的に立てられない
□歩行、手の動きなどの動作が遅く、もたもたしている、反応が遅い
□同じことを繰り返し話したり、尋ねたりする(買い物では、不要なものや同じものをいくつも買ってくる)
□喜怒哀楽が乏しい。あるいは無表情、無感動の傾向がある。
□ぼんやりしていることが多い
□生きがいを感じない
□根気が続かず、なんでも面倒臭い
□発想が乏しく、考えや行動が画一的(ワンパターン)である
□仕事をデキパキと片づけられない
□相手の意見を聞こうとしない

当てはまる項目が多いほど認知症になりやすい生活習慣だと言えます。当てはまる項目が4項目以上で赤信号、3項目で黄信号、2項目以下なら問題なし、というところです。

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