体の中の「動かしていない部分」から錆びついていきます
人間の体というのは本来、60歳や70歳程度ではまだまだ衰弱しないようにできています。
体が弱るのは、年をとったからではなく、自分の体を使っていない期間が長いから弱るのです。その因果関係は、次のように明白です。
・筋肉を使わないと…→その部分の筋力が衰える
・関節を動かさないと…→錆びついて、その関節の可動範囲が狭くなる
・動くのをやめると…→心肺能力が衰え、ちょっとした動きでも疲れ、動悸がするようになる
・頭を使わないと…→ボケ始める
加齢とともに体のすべての機能が一様に低下していくのではなく、体の中で使われていない機能が劣化していくのです。
寝たきりを予防する1つのポイントは、肉体的に体の筋肉や関節をまんべんなく使ってあげることです。
2つ目のポイントは、年をとったからと萎縮しないで、何にでも積極的に取り込んでいく「精神の若さ」を持つ続けることです。
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