今月の上旬に酔っぱらって電車のドアにわざとカバン挟み、運行を妨害した最高検の岩橋義明・前公判部長(58)に対して、法務省は10月16日、部長を厳重注意処分し、最高検総務部付に異動させ、後任には長谷川充弘・前最高検検事(58)を充てました。
ところが、この「長谷川検事は、『国民の生活が第一』の小沢代表が強制起訴された陸山会事件の裁判で明らかになった、田代政弘元東京地検検事による捏造捜査報告書問題の捜査を担当していました。最高検が公表した『調査報告書』を書いたといわれています。最高検は、この報告書をもとに田代元検事を不起訴処分とし、特捜部の組織ぐるみの関与も否定しました。
「そんなズサン捜査を担当した検事が、全国の高・地検の公判担当を指導するトップに就くことになったのです」と、司法ジャーナリストは語っています。
長谷川検事は、大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠蔽事件でも、主任検事として捜査を指揮しました。
大坪被告は本などで『自分たちが犯人なら、捏造捜査報告書問題で田代元検事がを調べた長谷川検事も同じ』と主張しています。法務・検察当局は大坪被告らの控訴審で無言の圧力をかけるために、長谷川検事を公判部長に充てたのではないか」と、検察事情通は語っています。
ひとを捜査し、告発するひとは、身奇麗にしてほしいものです。こういう人たちが、後ろ指をさされる国は、やはり寂しさを感じます。
0 件のコメント:
コメントを投稿