(昨日からの続きです)
要するにストレッチです。柔軟体操と言ってもいいでしょう。
年をとることで狭くなりがちな体の可動域を、ストレッチによって維持・拡張することが狙いのトレーニングです。
人間は、加齢とともに体が硬くなっていきます。
高齢者の場合は、骨盤やあばら骨の関節がスムースに動かなくなり、そのために体が硬くなることが圧倒的多数です。
一般的に行われているストレッチは、若い人向けの筋肉を柔らかくする内容が主になっています。ですから、高齢者には一般的なストレッチではなく、これらの関節を柔らかくする特別なトレーニングが必要なのです。
手伸ばし
① 片腕を上げて、肋骨に手を当てます
② そのまま肩甲骨を上げていきます
③ 肋骨が上っているのを確認し、その格好を5秒間維持します
④ 肩甲骨を下ろし、同じ動作を片腕10回ずつ程度行います
体回旋
① 腕を前方に、床と水平になるように伸ばします
② 回旋させる方向と反対側の踵を浮せます
③ 回旋する側の足を軸にして、ゆっくりと回旋を始めます
④ 反対の足は、回旋につれてさらに踵が浮きます
⑤ 視線は、指先を視界に入れながら、その少し先を見るようにします
⑥ 体がややきついと感じる直前まで回旋させ、ゆっくりと戻します。回旋方向を変えてもう一度行ないます
0 件のコメント:
コメントを投稿