やっと麻生首相は、伝家の宝刀を抜きましたが、どうやら錆ついていたのではないでしょうか。“土砂降りになって出ていく雨宿り”という句がありますが、どうやらそういう気がします。
ところで、かれの母方の祖父である吉田茂元首相は、5回衆院解散をしようとしましたが、最後の54年は、解散しようとして、副首相の緒方竹虎らに反対されて退陣しました。麻生首相には、その轍は踏みたくないと思ったのでしょうか。そのほかの4回も1回を除いて結果はよくありませんでした。47年の解散総選挙は、社会党内閣を許すことになりました。歴史的な敗北です。48年は社会党の失政により、少数与党の民主自由党を大躍進させましたが、52年は抜き打ち解散をやって、大幅に議席を減らし、52年は内閣不信任を可決されて、あの有名な「バカヤロー解散」を行って、過半数割れの大敗北。今回は、どうなるのでしょうか。わたしは、雨が降っても槍が降っても必ず投票に出かけます。8月30日は、歴史的な日になるでしょう。後世の人たちに伝えたいと思います。
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