昨年の7月の参院で初当選した丸川珠代が代表の政治支部が、当時、自宅にしていた新宿区内のマンションを事務所として届け、事務所費約1106万円を計上していたことが9月17日、都選管の報告書で分かりました。通常、事務所費とは地代や、家賃、電話代などです。自宅に政治団体を置く議員は事務所費をゼロとしている例は少なくありません。「自宅でも事務所機能が明確ならば、計上しても問題ない」としています。部屋のドアに支部と政治団体のプレートが貼られていますが、近所の人によると「最近は丸川氏を見かけない」そうです。登記簿によると、部屋は約34㎡で所有権は丸川氏ではないそうです。地元の不動産業者によると、賃貸すると、家賃は月10前後~20万円前後ということです。すなわち、年120万~240万円程度の家賃に1106万円計上していたということになります。
余談ですが、丸川氏の政治団体「丸川珠代の会」は、ホームページで献金を募っていますが、昨年の会の収入は4円でした。
しかし、こういう姑息な知恵を誰に教わったのでしょう。もっと政治家としての心構えを学ぶ必要があるように思います。もともと昨年の選挙の時にも同じ選挙区の候補者の川田龍平(無所属)氏から「政治を志すものとして、投票に行ってないなんて信じられない。これはきちんと有権者に判断してほしい」と非難されました。横峯良郎氏にも批判されました。また、交際期間半年のスピード結婚と報道され、今年の6月16日に大塚拓氏と明治神宮にて挙式、ホテルオークラにて結婚披露宴を行いました。挙式・結婚披露宴は、国会会期延長中に行われ、秋葉原通り魔事件の1週間後で、かつ岩手・宮城内陸地震直後でした。「KY挙式」と随分と非難されましたが、「蛙の顔にションベン」とこれらを無視し結婚しました。
夫の大塚拓氏は、2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙(小泉の郵政選挙)に比例東京ブロック単独で出馬し、自民党が歴史的な大勝をしたために初当選を果たしました。地盤を持たない単独比例候補であるため、次期総選挙が注目されています。東京5区での公認が有力視されていましたが、派閥間の調整の余波を受け、岐阜県から転出してきた佐藤ゆかり氏に選挙区を奪われました。甘い生活は、長くは続かないでしょうが、東京の選挙民ももっと賢くなりましょう。
1 件のコメント:
まず自宅を事務所に登録してた期間(今は自宅ではない)はその経費を政治資金に計上していません。これは9月17日の日経新聞夕刊の取材に丸川議員の公設秘書が語っていました。では何で1100万の事務所費が計上されたのか、それを説明します。
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/shikin/pdf/19report/minshu/min_13.pdf
これは丸川氏と同じ選挙区から出馬して当選した民主党の新人大河原議員の収支状況です。
事務所費は丸川氏よりも多い1200万円です。僅か半年で1200万円の事務所費ですから、さぞかしゴージャスな事務所かと思ってストリートビューで調べてみましたら、駅前とはいえ古いマンションの一室でとても高額事務所費に見合う部屋ではありませんでした。
それでは大河原議員もお金をチョロまかしてるのか?そうじゃないんです。大河原議員も丸川議員も選挙中に使用した複数の事務所の後始末代を合算して事務所費に計上してるんです。だから光熱水費も高めに計上されしまうんです。(因みに鈴木寛議員の事務所費は半年で750万円)
どうも与野党そろって同様の経理スタイルがあるようです。だからこの件に
関しては丸川議員はシロです。そもそも丸川議員は党の厳しい管理下にあるのでこのようなことは出来ないんですし、スキルもありません。だって住民票移動の3ヶ月ルールも知らなかった人なんですから。
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