2008年9月28日日曜日

麻生内閣発足

麻生太郎氏が総裁選に圧倒的な票差で勝ちました。916日のブログで予想した通りでした。そして、内閣が発足しました。飯島元小泉秘書官は。「軽石内閣」と名付けていました。麻生氏は、閣僚名簿を自ら読み上げていました。これは異例中の異例だそうです。普通は官房長官が読み上げます。自民党幹部は、「麻生一人が目立てばいい内閣」と揶揄しています。森派(現町村派)から閣僚が少なかったことにも不満があるようです。

福岡県出身の総理大臣は、広田弘毅以来ですので、麻生総理には期待したいところです。

 総裁選4回目で得た総理の座ですので、そうは簡単には手放せないでしょう。首相就任の演説を聞いて、これはひょっとすると思いました。なかなかやるじゃないかという感じです。民主党も油断をしていると、政権を獲れないかも分かりません。ただ、閣僚には、愕然とします。麻生政権成立に功労のあった内閣の様相を示しています。マスコミによる世論調査の結果は、次のとおりです。内閣発足の支持率は、安倍内閣よりも低いのは、仕方がないとしても、福田内閣よりも低いのです。


麻生内閣のマスコミ世論調査(単位;%

M

支持率

不支持率

福田内閣支持率

朝日新聞

48

36

53

毎日新聞

45

26

57

読売新聞

49.5

33.4

57.5

日経新聞

53

40

59

共同通信

48.6

32.9

57・8


 内閣の顔ぶれで、おかしいのがいくつかあります。石破軍事オタクが、あろうことか、農水大臣です。あと、舌禍の危険性があるのが、麻生首相を筆頭に鳩山総務大臣、佐藤国家公安委員長、中山国交大臣。かれは、拉致の中山恭子議員の旦那です。金の問題で危ないのが、河村官房長官、浜田防衛大臣、小渕少子化大臣。浜田氏は、ハマコーの息子です。中川財務・金融大臣は、酒癖が心配です。しかし、よくもまあ、これだけ集めたものです。自民党には、もう少しましな人がいたと思っていましたが、こうして見ると、大変です。ひとりとして、官僚に勝てそうな人がいません。いつまで続くのでしょう。今は、リーマンをはじめとする国際的な金融危機です。国内景気も最悪の方向に行っています。貿易黒字も赤字です。口ではなく、行動で答えを出せる大臣であってほしいものです。

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