
太田氏は、早稲田大学の学生を中心とするアソビ系サークル「スーパーフリー」に参加していた女子大生が集団で暴行されていた事件で、「集団レイプする人は元気があるからいい。正常に近いじゃないか」というような発言をして、大きく非難されました。このときは、海外のBBCやCBSなどにも取り上げられ、この発言が大きく影響し、2003年の第43回衆議院議員総選挙では落選しています。福岡の選挙民は、正常に反応しました。
最近では、福田康夫改造内閣農林水産大臣就任直後の2008年8月10日、NHKの番組「日曜討論」に出演した際、食の安全対策について問われ、「日本国内は心配ないと思っているが、消費者がやかましいから徹底する」と発言しました。このときは、麻生太郎氏などが、助け舟を出して、辞任には至りませんでした。
今回も9月12日のテレビ番組で「人体に影響がないことは自信を持って申し上げられる。だから、あんまりじたばた騒いでいない」と発言し、さすがの福田首相の怒りを買いました。農水省には任せられないと、野田聖子消費者行政担当大臣に主導権を与えました。

農水省の役人は、どんな仕事をしているのでしょう。農水省、地方農政局、農政事務所と階層を重ね、かえって見えにくくなっているのでしょう。農水省に限らず、中央官庁には平成維新が必要なようです。誰が、大ナタを振るってくれるのでしょう。
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