2010年7月23日金曜日

地デジでボリビアが日本方式を採用

総務省は5日、ボリビアが地上デジタル放送で日本方式(ISBT-T方式)の技術規格を採用したと発表しました。これで、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、エクアドル、コスタリカ、パラグアイ、フィリピンなどについて、10カ国目になります。ハイビジョン放送と携帯端末向け放送(ワンセグ)を同時に提供できるなどの技術面が評価されました。 

このニュースだけを聞くと、「よかった!」ということになるのですが、これが、そう簡単ではありません。日本方式が採用されたのはいいのですが、これに使うテレビ受像機は韓国製が多くを占めています。ここでもサムソン、LGにあしらわれているのです。この流れを何とかしないと、常にトンビにアブラゲを攫われるということになります。電機工業界にいるひとたちは、年齢に関係なく、以前のプライドと元気を思い起こして、がんばりたいものです。われわれは、トンビに負けないオオワシでありたいものです。悠然と舞うが、獲物は逃がさない。トンビは、怖れて姿を見ると逃げてゆく。そういう企業にしたいものです。

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