
日本経団連の米倉会長は、「欧米のように報酬が高額なら公開の意味もあろうが、日本ではその意味があるのか。開示を求めるなら、もっと高額からにすべき」と不満のようです。米倉氏は、1億円プレーヤーではありませんでした。
役員報酬が妥当かどうかというのは、社員との収入の格差でしょう。7月3日の日刊ゲンダイによると、従業員平均年収との差が大きい上位10人を記載していました。次のとおりです。日産の社員は、ゴーン会長の訓示とかを真面目に聞く気がするのでしょうか。このブログに投稿してほしいものです。
順位 社名 氏名 報酬額 従業員平均
(百万円) 年収との差
1 日産自動車 カルロス・ゴーン 891 142.0倍
2 大日本印刷 北島義俊 787 121.6 倍
3 日本調剤 三津原 博 477 94.2倍
4 双葉電子工業 細矢 礼二 517 91.9倍
5 ヤマダ電機 山田 昇 248 63.3倍
6 セガサミーHD 里見 治 435 59.1倍
7 コーセー 小林英夫 307 59.0倍
8 武田薬品工業 アラン・マッケンター 563 57.9倍
9 ビー・エム・エル 荒井元義 321 57.4倍
10 神戸製鋼所 水越 浩士 273 51.6倍
東京商工リサーチの調査では、ソニーのストリンガー会長や信越化学工業の金川千尋会長はストックオプションを除外した報酬額でしたが、ストックオプションを加えて倍率を計算すると、それぞれ94.1倍、77.3倍に達し、軽くベストテン入りです。
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