中国の1人当たりの国民所得は先進国よりまだまだ低い水準にあります。
中国社会科学院で人口労働経済研究所長を務める蔡昉氏は、中国紙への投稿で「日米欧など先進国が経済発展の上で高齢化社会を迎えたのに対し、途上国の中国は大衆に富が行き渡る前に老いてしまう世界初の『未富先老』の国と嘆いていました。
中国にとって少子高齢化は格差拡大を加速させ、国家の統一性をも揺るがすものなのです。
「中国が抱える問題は、かつて日本が経験したことでもあります。われわれができることは、経済活動を通じて中国を軟着陸させていくことだと、関西経済同友会の大林剛郎代表幹事はこう提言しています。
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