2012年7月23日月曜日

フランス大統領の恋敵対決、元パートナーが敗れる

 フランス国民議会(下院)総選挙で、オランド大統領の元事実婚パートナーで西部シャラントマリティム県の選挙区から出馬した社会党のセレーヌ・ロワイヤル氏(58)が左派系無所属の候補に敗れ、落選しました。
ロワイヤル氏は社会党の公認候補でしたが、大統領の現パートナーであるバレリ・トリルべレールさん(47)612日、「ツイッター」でロワイヤル氏の対立候補への支援を表明。現元パートナーの「恋敵対決」として注目を集めていました。

ロワイヤル氏は2007年の大統領選に社会党から出馬した党の実力者で、今回当選していれば下院議長就任が有力視されていました。
  女性の執念は、恐ろしいものです。しかし、セレーヌ・ロワイヤル氏がこのまま引き下がるとは思えず、オランド大統領の政治運営にも影響が出るかも知れません。別の面で、目が離せません。

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