11月12日から14日まで、広島で、世界のノーベル平和賞授賞者が集ります。ダライ・ラマもその一人として参加しますが、菅直人首相が会う予定もなく、会いませんでした。これは日本の歴代首相が踏襲してきた政策でもあります。日本の内閣総理大臣でダライ・ラマ14世と公式に会談したのは、大平正芳氏のみです。また、2008年4月にアメリカへ渡航する際に成田空港に立ち寄った際には、安倍晋三前首相の昭恵夫人と会談を行っています。
ダライ・ラマ14世は、ノーベル平和賞受賞者の集まりの前に、7日大阪、8日奈良、9日、10日新居浜、11日広島にて法話を行いました。
ここで、ダライ・ラマ14世について、少し語っておきましょう。
ダライ・ラマ14世(1935年7月6日(在位1940年 - )は、第14代のダライ・ラマです。インドのダラムシャーラーに基点を持つチベット亡命政府ガンデンポタンの長でもあります。
チベット民族のあいだで尊敬されている宗教指導者のひとりです。また、チベット仏教のゲルク派の最高位の仏教博士号(ゲシェ・ラランパ)を持つ僧侶でもあります。教え・実践両面のすべてで最高の権威者(チューキ・ゲーポ;法王)として広く認められているようです。
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