・今回を契機に政府は対中関係の座標を正確に描く必要がある。中国は我々の戦略的協力同伴者に格上げしている。経済的にも米国を凌駕する最大の交易国だ。米国の安保戦略と韓中関係が衝突しないように知恵を発揮することが急がれる。
10月上旬にインドネシアとブルネイで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)と東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3、東アジア首脳会議(EAS)の各首脳会合で、中央日報の「まとめ記事」の見出しは「朴大統領、米・中間に『等距離』外交」でした。以下はその内容です。
・ケリー米国務長官と李克強・中国首相はASEAN首脳会議で舌戦を繰り広げた。その間で、韓国がどちらか一方に近づく姿勢を見せるのは難しい状況だ。
もはや、米国との同盟国の新聞とは思えない書きっぷりです。この新聞だけの勇み足だろうかというと、そうでもないようです。
10月7日に中国の習近平国家主席と朴槿恵大統領が会談した際に「更上一層楼」という漢詩を引用しました。青瓦台(韓国大統領府)は「さらなる関係改善を求める意志を中国に表明したもの」と韓国メディアに説明しています。
堂々(?)と二股外交を公言し、これに乗り出した韓国は、二股どころか中国の言いなりになる韓国に対し、米国も苦い顔を隠しません。
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