北京には、以前から自転車車線があったのですが、これまでは、有名無実になっていて、車が走っていましたが、これも徹底させています。車は走れません。このために自転車が増えています。再び自転車王国になりそうです。
オリンピック車線というのも高速道路にはあります。一般道にあるかどうかは確認できませんでした。高速道路の最内側車線の一車線をオリンピック道路としましたが、当然のことながら、オリンピック前の今は、パトカー以外は何も走っていません。
テロ対策については、オリンピック期間内は地方の人は北京に入れさせないようにしています。このために北京オリンピックツアーをあてこんだ旅行会社は、大打撃だそうです。多分、ホテルも大変でしょう。オリンピック目当てにホテルがたくさんできました。また、地方から出稼ぎに来ている都市戸籍を持たない人で、A,B,CランクのCランクの人は、強制的に田舎に帰省させられました。北京の人が車で地方に行き、北京市内に帰って来る場合には、40分ほどもかけて徹底的に車内を調べられます。
新疆ウイグル人によるテロが騒がれていますが、北京ではまず起こせないでしょう。7月に雲南省のバスが狙われましたが、今回もテロを行うとすれば、警備の薄い地方都市です。北京は徹底して守っています。新疆ウイグル地区に派遣されていた軍人が、北京に帰され、私服でパトロールをしているということも聞きます。いずれにしろ怪しげな人は、北京に入れないようにしています。トラブルになるとすれば、アラブ系の観光客になりすました場合でしょう。安全チエックは非常に厳しくなるようです。北京オリンピックを観戦に行く人は、くれぐれも疑われないように髭を伸ばしたり、液体を持ち込まないようにしたり、十分な時間をみておかないと、安全チエックで時間がかかり過ぎて飛行機に乗り遅れるということもあるかもしれません。
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