カナダ西部のアルバータ州で見つかった恐竜の化石が、分厚い頭蓋骨をもつ「石頭巨竜」の新種だったことがわかりました。
約8500万年前の地層から2008年に見つかった化石を分析すると、厚さが最大5.5センチのドーム型の前頭頭頂骨で、草食恐竜のパキケファロサウルスの一種のものと判明しました。
体長は、意外と大きくなく、1.8メートル、体重40キロの2本足で歩く比較的小型の恐竜で、石頭は仲間に誇示する目的のほか、頭突きにも使っていたとみられるとあります。
日本の押し相撲を得意にする力士もいますが、せいぜい1センチどまりでしょう。5.5センチとは、文字どおりの石頭です。このような頭で、頭突きをされたら、多くの恐竜も勝負を避けるでしょう。
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