2009年4月に死者309人を出したイタリア中部クライラ地震で、発生を予知できず住民に警告しなかったとして過失致死罪で起訴された専門家ら7人に対する裁判があり、検察側は25日、7人それぞれに禁錮4年を求刑した。判決は来月23日までに言い渡される見通しということです。
訴えられたのは、地震予知や被害評価を行う学識経験者ら当時の政府委員会メンバーら7人です。ラクイラで頻発していた微震の分析を地震発生の6日前に実施しながら、大地震になる可能性が低いと結論付けたことで、甚大な被害が出る事態になったとして昨年5月に起訴されました。
検察は、専門家の間違った分析により、多くの市民が犠牲になったと強調しました。
日本に置き換えたらどうでしょう。高い研究費を国から貰いながら、東北大地震を予知することはできませんでした。また、今度は、南海トラフまで、連動して地震が起こるとして、不安を掻き立てています。しかし、あんな大きな地震を予知できなかった人たちが、こんどは大丈夫とばかりに人によっては、数年以内に大地震が起こるとかいっていますが、果たしてどうでしょう。
万が一、起こったときの用心のために水などは最低限用意していますが、当たるとは思いません。日本では、イタリアのようなことはないのでしょうか。もう少し緊張感と責任感をもって予報してほしいものです。天気の予報士の方が、緊張感を持っているように思います。
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