「ウインドウズ8」搭載スマホは日本先送り

今冬の予定だった米マイクロソフトの最新携帯電話用基本ソフト「ウインドウズフォン8」を搭載したスマートフォンが、米国、欧州や中国では、11月に発売されるのに、日本での発売が先送りされることになりました。

MSは6月、ウインドウズフォン8をスマホ向けに発売すると発表。韓国サムソン電子やフィンランドのノキアなどが同OSを搭載したスマホを開発しており、11月から順次発売する予定。

国内ではNTTドコモが今冬の発売を計画していましたが、MSの方針転換で当面見送ることになる模様です。

「ウインドウズフォン8」を搭載したスマホの日本での販売が先送りになることは、日本の端末メーカーにとっては痛手となりそうです。

日本勢の存在感は急速に薄まり、11年の世界シャアはわずか1.9%にとどまっています。ドコモ、au、ソフトバンクはどう考えているのでしょう。携帯メーカーの奮起は、望みますが、通信キャリアも積極的にリードしてほしいものです。