携帯端末最大手のノキアの4―6月期決算は、純利益が61%減の約1850億円でした。携帯端末部門の利益が伸び悩みました。ノキアは、これまでミドル・ハイエンド機種で利益を稼ぎ、ローエンド機種に回していたのですが、ミドル・ハイでの販売が芳しくなく、利益をカバーできなくなったようです。売上高は、4%増の131億5400 万ユーロで、台数は21%増の1億2200万台でした。さらにドイツ工場を閉鎖し、その費用に2億5900万ユーロを計上しました。
ソニーエリクソンも200万ユーロの営業損益を出しました。平均販売単価が前年同期と比べ、7%下がり、1~3期と比べても4%下がり、売上高は前年同期比9%減の28億2000万ユーロでした。
一方、韓国のLG電子は、売上高は、前年同期比24.7%増の16兆41700億ウオン、営業利益は、2.9倍の1兆7900億ウオンとなりました。これは、携帯部門が好調で営業利益は過去最高となったためです。
いよいよメーカーによって、差が出てきたようです。日本メーカーもLGのように勝ち組になることを期待します。
2008年7月27日日曜日
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