古代以降、M8.2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった「18世紀初め」、安政東海地震(1854年)や、高さ9メートルの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた「幕末」にも巨大地震が集中したが、三陸沖では東日本大地震に匹敵する地震はありませんでした。
寒川氏は「東日本大震災では『予定外』ということばがしばしば使われたが、文献資料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話しています。
下に示したのは、9世紀に発生した記録のある地震ですが、ほぼ10年間隔で発生しています。当時と今とでは、家の構造などが異なるでしょうが、気持ちの悪い指摘です。日本は、火山の上に出来た島国ですので、火山の影響は、分かるのですが、プレート云々を言われると眉唾になりかねません。地震予知には、毎年100億円以上の費用が投下されてこの始末です。プレート説ならば、プレート上に深海探査艇で高感度のセンサーを置いていけばと思うのですが。簡単に出来ると金にならないと思っているのでしょうか。
818年 関東北部
830年 東北日本海側
841年 長野中部(牛伏寺断層?)
841年 伊豆半島
850年 東北日本海側
863年 富山、新潟
864年 富士山活動、溶岩で青木ヶ原形成
868年 播磨地方
869年 貞観地震(三陸)
878年 関東南部
880年 出雲地方
887年 仁和地震(東南海、南海、3連動型?)
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