2011年9月9日金曜日

東芝の汚染水処理施設「サリー」が稼動開始(1)

 東京電力は820日、福島第1原子力発電所で19日に本格稼働した東芝の高濃度汚染水処理措置「サリー」によって、放射性セシウムの濃度が約5万分の1に下がったと発表しました。目標の100万分の1を大きく下回りますが、東電は「能力的に問題はない」としています。

サリーでは毎時25㌧の汚染水を処理。米仏の装置と合わせると処理量は毎時70㌧に達します。汚染水がたまった集中廃棄物処理施設の一部建屋の地下では、汚染水の水位は19日午後4時から24時間に51センチ低下しました。

汚染水は浄化後に塩分を除去し、原子炉の冷却水に再利用。汚染水処理が順調に進めば原子炉への注水を増やせます。

東電によると事故後初めて1号機の原子炉圧力容器下部など19ヵ所の測定点すべてで、温度が100度を下回ったそうです。ただ燃料の状態はわからず、安定した「冷温停止」状態には達していないといいます。4号機では20日使用済み核燃料プールの循環冷却装置に新たに取り付けた塩分除去装置の運転を始めました。

0 件のコメント: