7月14日の日刊ゲンダイに標題で書かれていました。社会保険労務士の田北百樹子が書いていました。
どんな職場にも厄介な上司は必ずいます。特に部下のモチベーションを下げるのは、相撲協会の理事のようなコミュニケーション不全タイプと言いきっています。田北氏は、この相撲協会的ダメ上司を10タイプに分類しました。
①上から目線でKY
部下を「おまえ」と呼び、命令も叱責もべらんめえ調。頭を下げる役は、部下にやらせる。接待しないといけない立場であるのに、どちらが接待する側か分からない。
②謝罪の言葉は流暢だが、態度は三流
クレーム対応などで、取引先に行けば、「いや~、申し訳ない気持ちでいっぱいです」を連発し、流暢に謝るのですが、態度が伴っていない。
③「それは無理だろう」を連発
自分の知らないことには、「ウチは昔からこうなんだよ」と、あからさまに拒絶反応を示し、逆に相手の社会性を疑う発言もする。
④分が悪いとキレる
常にイニシアティブを握っていたいので、自分抜きの話には、「そんな話、聞いていない」と言い、部下の反論には、「最後に決めるのはオレだからな」と恫喝する。
⑤失敗はすべて部下のせい
ミスの犯人探しをやめない。議事録を見せても、「議事録が間違っている」と言いかねず、失敗は、部下のせいにする。
⑥失敗の原因を分析しない
「ウミは全部出そう」と言いながら、ミスの原因を分析せず、改善策も練らない。
⑦自分を下において居直る
自分のミスを認めても、「上司がバカで申し訳ないな」と卑屈になる。「しょせんオレは、三流大学出身だから」を口癖にする。
⑧面倒くさいことは先延ばしにする
部下から新提案をされるのが苦手で、煮詰まると結論は下さず、「今後の問題だな」で終わる。または、丸投げして非協力的である。
⑨身内に甘い
かわいい部下であれば、勤務態度に問題があっても、見て見ぬフリをする。
⑩大切な情報をおしえてくれない
商談を進める上で重要な情報であっても、情報を握っている優越感に浸り、後から、「やっぱりこうなると思っていたよ」と悦に入る。 このなかで、あなたの上司が5つ以上当てはまれば、“黄信号”、7つ以上なら異動願を出した方がいいとあります。
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