2009年6月30日火曜日

BMW、社員にイエローカード

 さすがのBMWも社員が、他社の車に乗って、会社の駐車場に停めているのは目障りなようです。各地の工場の駐車場に停めてあった他社製の車、約7千台に「あなたは自分の仕事や収入の有難さが分かっているのに、ライバルの会社の車に乗っている」と書かれたカードを置いたそうです。そして、カードの裏は、買い替え相談の申込書になっています。カードを受け取った社員からは、問い合わせが寄せられ、反応は上々ということです。
 日本の自動車メーカーに勤める人で、他社の車に乗って、会社の駐車場には、停められないようです。ドイツ人は、さすが割り切っています。
 ドイツ政府は、環境に優しい車への乗り換えを奨励する補助金制度を導入しましたが、対象になるのは価格の安い車で、BMWの車は対象にならず、販売は大幅に落ち込んでいます。

2009年6月29日月曜日

日本生まれの高速列車が英国で走る

 やはり日本の列車技術は、素晴らしいようです。台湾、中国と導入され、今回は英国で走りました。ロンドン中心部のセントパンクラスと英仏海峡トンネルの手前にあるアシュフォードの間の108キロに導入されました。18日の試験走行では、在来列車が1時間20分かかるところを約30分で走りました。速さと流線形のスタイルから「ジャピリン(投げやり)」という愛称が付けられました。製造したのは、日立製作所笠戸事業所です。今回、29編成を購入されました。 
 アメリカでも、日本の新幹線の導入が進めらています。中国でも問題になっているのが、新幹線に寝台車がないことです。中国やアメリカのように国土の広いところでは、寝台車は必須です。中国に技術輸出した川崎重工も持っていません。是非、早急に開発してほしいものです。