2013年5月21日火曜日

メイカームーブメント

 
米ワイアード誌編集長クリス・アンダーソン氏によると、インターネットにつながった3D(3次元)プリンターやレーザーカッターといった卓上サイズのデジタル工作機械を使って、これまで大企業にしかできなかった『ものづくり』が、一般の人々にもできるようになったといいます。装置がなくても製造を請け負う工作スペースにネットで設計図を送れば、自分のデザインを形にしてくれるというわけです。


 クリス氏は、「アマチュアが明日の市場をつくる。だから新産業革命なのだ」と話しています。

「製造業革命はマス(大量生産)を破壊するのではなく、補完する。マスとマイクロは共存できる。

 企業家になれる発明家は1000人に一人だったが、100人に一人、もしかしたら10人に一人になるかもしれない」と言っています。なかなか面白い提言です。わたしもやってみようかなと思います。 

▼メイカームーブメントとは、

 インターネットにつながるデジタル工作機械の普及が引き起こす製造業革命です。アイデアさえあれば、誰でも製造業に参入できます。デジタル工作機械を共同利用できる工作スペースは世界に1000ヶ所あり、米オバマ政権は今後4年間で1000ヶ所の学校にデジタル工作機完備の工作室を設置する計画だそうです。

 これこそ、日本がやるべきことでしょう。

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